11~12月は正社員になるチャンスの時期です。なぜなら正社員未経験者の方々が就活をしやすい時期になるからです。企業が本格的に採用活動を始める2~3月、8~9月に比べ求人数は少なくなりますが、その分、正社員経験者の転職活動組のライバルも減り、内定を獲得しやすい時期でもあります。
この時期を逃して、ブラック企業に入社するか、はたまたいつまでも正社員になれずにいるよりも、今から就職活動を開始して優良企業の正社員への第一歩を踏み出してみてはどうでしょうか。
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大卒ニートになって10年過ぎたけど、このまま就職できないのかな
30代でニートだとレールから外れて、悲惨な末路になるのかな
あなたは後悔と不安を強く感じていませんか。
大卒ニートという存在が珍しくない世の中になっています。
しかし、大卒でニートのまま過ぎてしまうと、悲惨な末路に行き当たります。
私も大卒ニート期間を経験しましたが、今は就職して管理職となり面接も手掛けています。
大卒ニートの方とも関わりますが、30代の採用は難しい状況です。
この記事では
- 30代大卒ニートでも就職は可能なこと
- とはいえ厳しい闘いになること
- どうすればこれから正社員になれるのか
その対策を解説していきます。
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転職エージェントでは
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評判も上々で職歴や経歴に自信のない人などの方から絶大な人気を誇っており、これまで23000名以上の人を就職に成功させてきています。
これまでの経歴にあまり誇れるものがないと書類選考で落とされて一向に採用されない、入社できたとしてもブラック企業なんてこともよくある話です。
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30代を過ぎた大卒ニートでも就職は可能
30代になってしまった大卒ニートでも就職は可能です。
世間にはいろいろな業種がありますので、マッチする企業は必ずあります。
また、企業の在り方も多種多様なので、必ずしも新卒採用のみで成り立っているわけではありません。
例えば急な欠員だけでなく新規事業の立ち上げなど、急募人員として中途採用のニーズが発生する場合などがあります。
そこに「30代の大卒ニートが活躍できる余地」がしっかりと残されているのです。
30代の大卒ニートで就職のチャンスが大きいケースは以下の通りです。
- 人手不足な業種・人手不足・部署ごとの人員構成が悪い企業
- 派遣・契約社員から正社員登用のある企業
- 公務員
人手不足の企業
人手不足の業種
30代を迎えた大卒ニートにとっての好材料は、近年の企業が抱える悩みである「人手不足」があります。
人口減少の中で労働人口も減少し、人手不足を起因とする倒産・廃業に追い込まれる企業は増加しています。
とはいえ、現状のコロナ禍で「人手不足を感じている企業は減少」に転じています。
それでも、全体で「30.4%の企業が依然として人手不足」に悩んでいる状況なので、大卒ニートにも十分なチャンスがあります。
人手不足の業種は以下の通りです。
各業界の人手不足の割合 | |
---|---|
建設 | 51.9% |
メンテナンス・警備・検査 | 48.1% |
教育サービス | 48% |
農・林・水産 | 47.1% |
各種商品小売 | 46.2% |
建設業の人手不足感は前年より減少していますが、それでも51.9%と高い数字となっています。
その原因としては、アベノミクスによる公共工事や東日本大震災などの復興事業に対応しきれていない状況があります。
また、「教育サービス」「各種小売業」はコロナ禍以前から比べて、人出不足感が増加しています。
特に教育サービスの業界では、リモート化・オンライン化への対応や授業日程の変更などで現場の人員が不足している状況にあります。
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部署ごとの年齢構成比が悪い企業・急な欠員の出た企業
大卒でニートにならずに就職した場合、30代は企業の中で中堅というポジションです。
規模を問わず、企業にとって従業員の採用と育成は大きな課題です。
しかしながら、中堅社員が定着せず30代が抜けている企業は多く、近年の課題となっています。
せっかく育てた従業員から離職者を出ないことが望ましいのですが、実際は想定通りに進まないことがあります。
中小企業は言うに及ばず、大企業でも部署単位の人数は少ない場合があり、急な離職者が出ると迅速な補充が必要になります。
その際、30代の大卒ニートでも採用される確率は高くなります。
派遣・契約社員から正社員登用のある企業
30代になってしまった大卒ニートにとって、派遣やアルバイトからの正社員登用を謳う企業も狙い目です。
企業にとって従業員の定着は大切なテーマですが、従業員が期待したほど育たないという悩みも多く見られます。
そこで、派遣社員や契約社員を一定の期間で見定めて、正社員に登用するという考え方の企業が増えています。
派遣社員を正社員にする場合は、派遣元の会社に一定の報酬(該当社員の年収約30%)を支払う必要がありますが、育成リスクを考えると高くはありません。
契約社員や派遣社員は採用の基準が緩めです。
ですから、まず派遣や契約社員でスキルをつけつつ正社員を目指す方法も1つの手です。
地方公務員採用試験を目指す
大卒ニートの中には「対人関係が苦手」で30代を迎えた方も多く存在します。
大卒でニートでは面接で苦戦しますし、採用後も職場や顧客など人間関係で苦しむ可能性があります。
そこで、地方公務員の採用試験にチャレンジする方法もあります。
自治体によりバラツキがありますが、多くは30代でも受験が可能なので準備を怠らず挑戦していましょう。
ただし、競争率はかなり高いので採用される確率は低めです。
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とは言え厳しい闘いになる
30代の大卒ニートでも就職は可能なことは述べました。
しかしながら、卒業後の採用率は現役の学生の77.6%に対して、既卒になると34.4%と半数を下回ります。
さらにコロナ禍という状況により、自らの就職活動に影響があったとする人は74%にも上ります。
つまり、以前と比べて就職活動に使える時間も、機会も減少していることがデータから読み取れます。
ニートの場合は年齢が高くなるほど不利になりますので、30代の大卒ニートには厳しい状況であることを認識する必要があります。
職歴のない期間の長さ
大卒でニートの状態から、正社員への登用を目指す場合、無職の期間が長いほどマイナスへ影響します。
以前に比べて、ニートという生き方が社会的に受け入れられるようになってきました。
ただ、近年では
- 「定職に就かない事」
- 「仕事離れ・迷い」
に対しての共感意識は弱まっています。
また、ご紹介の表からはフリーター期間の長さと正社員になれた割合が読み取れます。
この表からは、
- 卒業後ずっと無職の場合
- 一旦は就職したが離職した場合
の2通りが考えられます。
どちらにしても、無職期間が1年だと正社員になれる割合は70%弱ですが、5年を過ぎると30%近くにまで落ち込みます。
まして、30代の大卒ニートとなれば、さらに厳しい数字になることは必然です。
自己分析と職業理解が浅い
卒業後して30代でニートともなると、自分の長所や適正などの「自己分析」が全くできていない状態になっています。
自己分析で最低限必要なことは以下の通りです。
- 自分はどういう性格なのか
- 得意なこと
- 苦手なこと
- 人より優れている点
- 人より劣っている店
これらがしっかりと分析できていないと、企業にアピールするストーリーが描けません。
さらに、職業に対する理解が浅いので、どのような仕事内容で自分が戦力になっていくのかというビジョンが見えないまま面接に臨むことになります。
現役の学生であれば、大学のキャリアサポートやセミナーなどのフォローが充実しているので、大卒ニートは不利になってしまうのです。
面接で不利になる
30代になってしまった大卒ニートが直面する最大の障害は「面接で不利」になることです。
履歴書の職歴が空白になり、面接では必ず突っ込まれてしまいます。
- 働くイメージが浮かばなかった
- バイトやサークルに夢中になっていた
- 内定を獲得したけど自分には合わないと思った
- 人と関わるのが苦手だから
上記が大卒でニートになる主な理由ですが、これでは面接で通用しません。
誰もが納得できる理由を書き込めるかが重要になります。
そこから、
- 卒業後になにを考えて
- 採用後に何ができるか
をアピールする必要があります。
就職というレールから外れて、大卒ニートになった失敗からの学びを伝えることが大切です。
大卒後ニートになった理由を振り返って、他責せず、企業の規模で決めるのではなく将来こうなりたい、そのために入社したいというところまで落とし込んでください。
そのような人になれない限り採用への道は狭いままです。
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大卒ニートが正社員就職するための3つの行動
大卒でニート期間が長くなり、30代を迎えてしまった。
そんな状態から脱却するためには、頭で考えるだけではなく行動の量がポイントなのです。
大卒ニートから脱却したいと考えている方は92.8%にも及びますが、66.9%は就職活動していないのです。
ここから分かるように、実際に行動に移さないと大卒ニートから脱却できる可能性は0%のままなのです。
また、30代のニートで就職の意志がありながら、就職活動しない理由は「知識・能力に自信がないから」が40.9%と最も高くなっています。
出典:マイナビ・フリーターの意識・就労実態調査(2020年)
つまり、この不安を解消する行動を起こすことが大卒ニートからの脱却へとつながるのです。
ハローワークの利用・職業訓練を受ける
厚生労働省はハローワークを通じて「わかものハローワーク」という専用窓口を設け、35歳未満を対象とした就職支援を実施しています。
就職専用ナビゲーターという担当者が付いて、就職活動を支援してくれます。
主な支援内容は以下の通りです。
- 担当官がマンツーマンで対応
- ジョブクラブによる各種セミナーに参加可能
- ハローワークでスムーズな対応が受けられる
- 就職後もフォローがある
また、職業訓練を積極的に受けて自らにスキルを付けるという方法があります。
大卒ニートの場合は「求職者支援訓練」になり、ハローワークが提携している専門学校でPCの基礎であるWordやExcelの受講ができます。
この場合の受講料は原則無料なので、積極的に活用してください。
資格試験を受ける
30代の大卒ニートが就職する際に、職歴の乏しさはマイナスポイントです。
そこを埋めるためには、資格を取得するという方法があります。
難易度の高い資格を取得すれば、即戦力としてのアピールはもちろん、前向きな姿勢も評価されやすくおすすめです。
難易度のある資格を取得する事で、働く事への熱意が具体的な形で伝わるのです。
即戦力になりやすい資格は以下の通りです。
- 社会保険労務士
- 簿記2級
- 基本情報技術者試験
- 宅地建物取引主任者
- 介護福祉士
資格を取得する際には、その資格が就職活動にマッチしているか注意してください。
ただし、資格の取得に時間を費やし過ぎると、目的と手段が逆転し本末転倒となることも認識する必要があります。
転職エージェントを活用し面接対策する
大卒でニートの方が中途採用で面接を受けると「空白期間」について必ず質問されます。
ここで未就業期間に得た「価値」を強みとしてアピールできれば、かなりの効果が期待できます。
しかしながら、自分の力だけでは効果的な面接対策は難しく、採用のチャンスは遠のくばかりです。
とはいえ、企業は新卒採用だけではなく、大卒ニートの30代であっても中途採用に積極的に動くケースがあります。
そこで、効果的なのが「転職エージェント(就職支援サービス)」の活用です。
転職エージェントを活用すれば、社会人経験がなくても質の高いフォローが期待できるので安心です。
転職エージェントから得られるフォローは以下の通りです。
- 履歴書
- 職務経歴書の添削指導
- 面接での受け答えの対策
- 業界分析と企業分析
さらに転職エージェントを活用すると、紹介を受ける企業の質も高く内定率に関しても80%を超える実績があります。
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この記事では、大卒ニートのまま30代を迎えてしまった人が正社員として採用されるためにすべきことについて書いてきました。
結論として、大卒でニートとなってしまった30代でも就職することは可能です。
コロナ禍の中にあっても人手不足の業種は存在しますし、派遣社員などを経て正社員を目指す道もあります。
しかしながら、ご紹介した数字が語るように状況の厳しさはかなりのもの。
独りで悩むよりも、質の高いノウハウを持つ転職エージェントの活用が一番の近道です。
ぜひ、転職エージェントを活用して正社員採用を勝ち取りましょう。
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\11~12月は正社員になるチャンス/
11~12月は正社員になるチャンスの時期です。なぜなら正社員未経験者の方々が就活をしやすい時期になるからです。企業が本格的に採用活動を始める2~3月、8~9月に比べ求人数は少なくなりますが、その分、正社員経験者の転職活動組のライバルも減り、内定が獲得しやすい時期でもあります。
従って少しでも有利な転職活動を進めるためにも今のうちから転職エージェントに登録しておきましょう。中でも株式会社ジェイックの『就職カレッジ』というサービスは
- フリーター
- ニート
- 既卒
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